保守研究所

立憲・公明合流、新党結成について

 マジでビックリしちゃった。

 高市首相が匂わせていた衆議院解散がいよいよ確実となり、新年早々政局が動く中での、立憲民主党と公明党との合流・新党結党の話は、正に寝耳に水でございました。立憲・公明両党は、「中道」を軸とした新党結党で合意し、一先ず両党の衆議院議員が新党に参加する形での発足という方針を採ったそうな(参議院議員と地方議員は、当面旧政党に残るとのこと)。取り敢えずは衆院選に向けた体制作りを優先するということでしょう。

加えて、立憲は脆弱な安全保障政策や原発政策が不評を買っていた訳ですが、新党において、立憲は安保法制や原発について、公明の路線を呑み込むとのこと。謂わば、立憲は現実主義路線に舵を切った訳です。これにはほんとに度肝を抜かれました。もしこれが事実であれば、安保や原発において政策の進展が見られるかもしれません。

そして、噂の新党の名称は「中道改革」!…うーん、もうちょいマシな名前にしてよ。正直言い切らない感じがして嫌どす。「中央党」とかどう?

 

 まぁこんな感じで、新党結成に向けた準備が進んどる訳ですが、一番の問題は「この政党上手くやっていけるの?」ということに集約されるでしょう。これまで、我々は特に旧民主党系を中心として、内部の政策や思想の対立、党名ロンダリングを理由に相次いだ政党の離合集散を飽きる程見てきたわけですから、「今回もどうせ分裂しちゃうんじゃないの?」という疑問が浮かぶのは当然ですし、私もそう思います。

先ず、創価学会票に支えられている公明党と合流するわけですから、立憲を支援し且つ創価学会と犬猿の仲である立正佼成会からの反発は必至でしょう。おまけに、立憲が安保や原発で妥協したことで、同党左派も反発する可能性が大いにありますから、合流を機に離れる票は少なくないと思います。

又、仮に合併したとしても、旧立憲と旧公明の主導権争いが生じるのは自明の理でしょう。野田代表は結構公明党に譲歩している印象を受けますから、新党の党政は、最初こそ旧立憲が旧公明に配慮する形で上手くいくかもしれませんが、その後については未知数ですね。自民党みたいに「憲法改正」という明確な軸がある訳でなく、「中道」というフワッとした概念のみに基づく政党となる訳ですし、相当上手く派閥関係を調整しないと党の持続は無理でしょう。

 

 それでも、成功すれば自民党に代わり得る政権担当能力を持つ政党が誕生する訳ですから、少しばかりは期待したいと思います(上から目線)。

 

 政局、面白いじゃん。

 

P.S.どうやら新党の名前は「中道改革連合」になったらしいです。まだマシやね。